最年少タイトル獲得はいつ?藤井七段のタイトル戦進行状況

最年少タイトル獲得はいつ?藤井七段のタイトル戦進行状況

藤井聡太七段のタイトル戦進行状況と今後の対局予定

現時点での将棋の史上最年少タイトル獲得記録は屋敷伸之九段による18歳6ヶ月での棋聖位獲得です。藤井聡太七段に史上最年少記録の更新がかかっていますね。

 

そこで、藤井七段のタイトル戦進行状況を随時アップしたいと思います。
2019年中に藤井七段がタイトル獲得の可能性があるものをまとめました。

 

藤井聡太、タイトル挑戦への進行状況(2019年4月29日UP)

タイトル タイトル保持者 時期 2018年度 2019年度
名人 佐藤天彦 4月〜 × ×
叡王 高見泰地 4月〜 ×
棋聖 豊島将之 6月〜 ×
王位 豊島将之 7月〜 ×
王座 斎藤慎太郎 9月〜 決勝T
竜王 広瀬章人 10月〜
王将 渡辺明 1月〜
棋王 渡辺明 2月〜
  • ○…タイトル挑戦の可能性あり、×…予選などですでに敗退
  • 決勝T…決勝トーナメント進出

 

王座戦(2019年9月〜)

現時点(2019年4月末)で藤井七段が最も近いタイトル戦挑戦は9月から始まる王座戦です。
昨年(2018年)は決勝トーナメントでベスト4まで残り、あと2勝でタイトル挑戦でした。

 

ちなみに、昨年の準決勝で藤井七段が敗れた斎藤慎太郎七段が挑戦者となり、タイトル戦でも勝利し、王座となっています。

 

タイトル挑戦(王座)まであと4勝

藤井七段は前年ベスト4のため、予選免除のシードとなり決勝トーナメントから出場。16名で決勝トーナメントが行われるので、4勝すればタイトル挑戦です。

 

すでに決勝トーナメントの組合せが下記のとおり決定しています。

 

 

2回戦で羽生善治九段との対局が実現するかもしれない組み合わせとなっています。
注目ですね。

 

 

竜王戦(2019年10月〜)

2019年10月から始まる竜王戦にもタイトル挑戦の可能性があります。

 

藤井七段の竜王戦での成績は2017年が6組優勝→決勝トーナメント2回戦敗退(佐々木勇気五段)、2018年が5組優勝→決勝トーナメント2回戦敗退(増田康宏六段)。

 

2019年は4組所属となり、まずは4組ランキング戦のトーナメントで優勝しなければなりません(4組は5組、6組同様に優勝者のみが決勝トーナメント進出)。

 

竜王戦4組ランキング戦

 

ランキング戦準決勝で高見叡王に勝利し、決勝トーナメント進出まで、あと1勝となっています。

 

タイトル挑戦(竜王)まであと7勝

4組のランキング戦優勝にはあと1勝+4組優勝者が決勝トーナメントで優勝するには6勝(決勝戦の2勝分含む)が必要なので、藤井七段の竜王挑戦まではあと7勝が必要です。

 

王将戦(2020年1月〜)

王将戦へは一次予選、二次予選を経て、挑戦者決定リーグ戦で勝ち抜くことが必要です。
現時点では一次予選を勝ち進み、二次予選進出まであと2勝となっています。

 

王将戦一次予選トーナメント

 

王将戦一次予選はトーナメント優勝者だけが二次予選に進めます。

 

棋王戦(2020年2月〜)

棋王戦へは、予選→挑戦者決定トーナメントで勝ち抜かなければなりません。
予選を勝ち進んでいて、あと2勝で挑戦者決定トーナメント進出となっています。

 

棋王戦トーナメント(藤井聡太)

 

名人戦(2023年4月〜)

タイトル挑戦まで最も時間がかかるのが名人戦です。

 

順位戦(年間リーグ)を勝ち抜いていかなければならないので、現C1組の藤井聡太七段が最短で名人に挑戦するタイミングは2023年の4月です。

 

すべて一期抜けで名人挑戦までいった場合
  • 2020年4月〜順位戦B2組
  • 2021年4月〜順位戦B1組
  • 2022年4月〜順位戦A組
  • 2023年4月〜名人挑戦