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新タイトル「叡王」誕生

叡王

 

2017年に新しく出来たタイトル戦が「叡王(えいおう)戦」です。
将棋でタイトルができたのは34年ぶり。

 

叡王戦が誕生したことで将棋界は8大タイトルとなりました。
(竜王、名人、叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖)

 

このタイトルには序列が決まっていて叡王は序列3位

 

序列は将棋連盟と主催者の契約金の金額で決まるので、新しく誕生したばかりの叡王戦ですが序列では3位となっています。

 

叡王戦の歴史

2017年にタイトル戦となった叡王戦ですが、第1回が行われたのは2015年。
プロ棋士によるエントリー制でトーナメント戦が行われました(ノンタイトル戦)。

 

決勝3番勝負は、郷田真隆九段対山崎隆之八段戦。
2連勝した山崎八段が初代「叡王」となりました。

 

「叡王」とコンピューターソフト戦の王者が戦うのが「電王戦二番勝負」。
2016年に第1回「電王戦二番勝負」が行われました。

 

結果はコンピューターソフト「PONANZA」の2連勝。
トッププロがコンピューターソフトに負けたと大きなニュースになりました。

 

第2回叡王戦

第2回叡王戦の予選が始まったのは2016年5月。
本選を経て、12月の決勝に進んだのは佐藤天彦名人と千田翔太五段。

 

決勝三番勝負で2連勝した佐藤名人が第2期叡王となりました。
叡王となった名人は第2回電王戦で「PONANZA」と対戦。

 

名人が将棋ソフトと対戦するということで大きな注目を浴びました。
結果は将棋ソフト「PONANZA」の2連勝(2017年)。

 

将棋ソフトの進化を見せつける結果となりました。

 

第3回からタイトル戦に

2017年5月に新しく始まる第3回から叡王戦がタイトルとなることが発表されました。

 

段位別の予選が行われるのが6月から10月。
本線トーナメントが11月から1月に行われ上位2名で七番勝負。

 

七番勝負は2018年3月から行われます。先に4勝したほうが「叡王」となり、翌年からはトーナメントを勝ち上がった挑戦者とタイトル戦を行うことになります。

 

叡王戦の仕組み

叡王戦のユニークなところは持ち時間。各棋戦ごとに持ち時間は決まっているものなのですが、叡王戦では3種類の中から棋士が選びます。

  • (A)持ち時間1時間
  • (B)持ち時間3時間
  • (C)持ち時間5時間

第1局で先手となった棋士が第1局と第2局の持ち時間を(A)から(C)の中から選択。第3、4局はもう一方の棋士が第1、2局で選ばれなかったものから選択。

 

第5、6局は第1局から第4局までで選ばれなかったもの。
第7局は持ち時間6時間となります。

 

どの持ち時間を選ぶかもタイトル戦では注目の的となりそうです。

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