駒の動かし方を知らなくても楽しめる将棋観戦のツボ

敗者復活が魅力の棋王戦

棋王

 

タイトル戦は、それぞれ挑戦者決定方法が異なります。
トーナメント戦だったりリーグ戦だったり。

 

また、トーナメント戦の組み合わせ方法も各棋戦ごとに違います。
その中でもユニークなのが棋王戦です。

 

挑戦者決定トーナメントに敗者復活システムを取り入れているのです。

 

棋王戦の敗者復活システム

棋王戦の敗者復活制は何度か変わってきているのですが、現在は挑戦者決定トーナメントでベスト4以上に残った棋士に敗者復活の可能性があります。

 

ベスト4以上で負けた棋士は敗者復活戦に回ります。

 

本戦トーナメントの優勝者と敗者復活戦側の優勝者の2番勝負でタイトルへの挑戦者が決定。

 

本戦トーナメントの優勝者は1勝すれば挑戦者に決定。
敗者復活組は2番勝負で2連勝すれば挑戦者に決定となります。

 

オリンピックの柔道でも敗者復活制がありますが、柔道の場合の敗者復活組は最高でも3位(銅メダル)ですよね。将棋の棋王戦では優勝(タイトル挑戦)の可能性もあります。

 

この敗者復活の仕組みにより、リベンジ・返り討ちの舞台が用意されるのが棋王戦の魅力。
負けたときと同じ戦法で戦うなど棋士の駆け引きも見どころとなります。

 

タイトル戦で16連勝!

将棋のタイトル戦は7番勝負か5番勝負となっています(棋戦により異なる)。
ちなみに、棋王戦は5番勝負(先に3勝したものが勝者)です。

 

5番勝負でも7番勝負でも、タイトル戦は実力が拮抗したもの同士が戦うのでストレート決着(4ー0、3ー0)はあまり多くありません。

 

ところが、そのタイトル戦で16連勝した棋士がいます。
羽生善治三冠です。

 

16連勝の中には「3−0」のストレート防衛が4期(連続)。
これだけでもとんでもない記録です。

 

王座戦のところで羽生三冠と相性がいいのは王座戦と記載しましたが、この棋王戦も間違いなく羽生三冠が相性がいい棋戦のひとつです。

 

ただし、現在は渡辺明棋王が5期連続防衛中
この間、羽生三冠は一度しか挑戦者になれていません。

 

昔ほど羽生三冠にとって相性が良くないのかもしれません。

 

棋王戦の仕組み

  • 全棋士、女流名人、アマ名人が参加
  • 予選トーナメント通過者とシード者による本戦トーナメントを実施
  • 本戦トーナメントではベスト4以上には敗者復活制あり
  • 本戦トーナメント優勝者が挑戦者となる
  • タイトル戦は5番勝負で持ち時間は各4時間

PR

page top