駒の動かし方を知らなくても楽しめる将棋観戦のツボ

羽生が座り続ける王座

王座

 

将棋にはタイトル戦が8つありますが、それぞれ持ち時間が違います。

 

最も長いのは名人戦で各9時間の持ち時間。
各9時間なので1日では終わらず、1局を2日で戦うことになります(2日制)。

 

短いものだと持ち時間は各4時間。
こちらは1日で勝負が決まる戦いです(1日制)。

 

1日制か2日制か以外にも7番勝負か5番勝負かもタイトルにより異なります。
この微妙な違いが各タイトル戦と棋士の相性を生みます。

 

かつて七冠を達成し、全タイトルを獲得した羽生善治三冠にもタイトル戦との相性はあるようで、最も相性がいいのが王座戦です。

 

20連覇達成を逃すも、返り咲いて5連覇中

羽生三冠が初めて王座を獲得したのは平成4年。
ここから年に1回のタイトル戦で防衛を続けること19回。

 

平成23年に渡辺明竜王に敗れるまで王座を保持し続けました。
しかも、翌年のリベンジに成功

 

挑戦者決定トーナメントを勝ち上がり、渡辺明王座に挑戦。
3勝1敗で見事、王座に返り咲きました。

 

しかも、そこから5連覇中。
羽生善治のホームグラウンド」と言われるほど相性の良い棋戦になっています。

 

永世ではなく名誉

将棋のタイトル(称号)には永世というものがあります。
永世名人、永世竜王など。

 

タイトルを決められた回数(タイトルごとに違う)獲得すると永世という称号がつきます。
例えば、名人は通算5期で永世名人となります。

 

この唯一の例外が王座。
王座の場合だけは、「永世」ではなく「名誉」がつきます。

 

条件は連続5期または通算10期以上。
もちろん、羽生三冠は名誉王座です。

 

王座戦の仕組み

王座戦は一次予選、二次予選がともにトーナメント戦。
女流棋士4名も参加するトーナメントです。

 

二次予選を勝ち抜いた棋士とシード棋士による16名で挑戦者決定トーナメントを実施。
タイトル戦は9月から10月にかけて行われます。

 

持ち時間は各5時間の1日制。
五番勝負で先に3勝したほうが勝者となります。

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