将棋散歩 〜遊び駒でもイイじゃない〜

検索結果

「 叡王戦 」の検索結果
  • 叡王戦(2024年度)は段位別予選中(6名が本戦出場決定)
    叡王戦(2024年度)は段位別予選中本戦トーナメント(16名)の出場決定棋士前期ベスト4以上によるシード…菅井竜也八段、永瀬拓矢九段、本田奎六段、山崎隆之八段段位別予選通過者…佐藤天彦九段、松尾歩八段残りの本戦トーナメント出場枠九段…2名、八段…2名、七段…2名、六段…2名、五段…1名、四段…1名2023年度叡王戦の結果3勝1敗で藤井叡王がタイトル防衛。日程対局場場所結果第1局4月11日(火)江戸総鎮守 神田明神東京都千代田区〇藤井叡王(先手)第2局4月23日(日)名古屋東急ホテル愛知県名古屋市〇菅井八段(先手)第3局5月6日(土)か茂免愛知県名古屋市〇藤井叡王(先手)第4局5月28日(日)浄土ヶ浜パークホテル岩手県宮古市千日手→千日手→〇藤井叡王(後手)挑戦者は菅井竜也八段2023年度叡王戦の挑戦者が振り飛車党の菅井竜也八段に決まりました。タイトル戦に振り飛車党の棋士が登場するのは久しぶり。藤井叡王にとってもタイトル戦で振り飛車党の棋士と対局するのは初めてになります。タイトル戦の先手番で負けなしの菅井竜也八段!挑戦者の菅井竜也八段は元王位のタイトルホルダーで現A級棋士の実力者。藤井六冠は先手番で異次元の強さを誇っていますが、菅井八段も負けてません。菅井八段はタイトル戦に限れば先手番では負けなしです。菅井八段のタイトル戦成績2017年王位戦(対羽生善治王位)先後勝敗戦型第1局後手〇三間→向かい飛車(角交換)第2局先手〇三間→向かい飛車(角交換)第3局後手●三間→向かい飛車(角交換)第4局先手〇中飛車→対向かい飛車第5局後手〇三間飛車(角交換)2018年王位戦(対豊島将之棋聖)先後勝敗戦型第1局先手〇ゴキゲン中飛車第2局後手●向かい飛車第3局先手〇ゴキゲン中飛車第4局後手●四間→三間飛車第5局先手〇向かい→三間飛車第6局後手●四間飛車(相穴熊)第7局後手●四間飛車(相穴熊)防衛戦となった2018年の王位戦はすべて先手番のほうが勝つ先手番シリーズでした。藤井叡王とのシリーズは第1局の振り駒から注目です!叡王戦の日程(藤井聡太叡王 vs 菅井竜也八段)日程対局場場所結果第1局4月11日(火)江戸総鎮守 神田明神東京都千代田区第2局4月23日(日)名古屋東急ホテル愛知県名古屋市第3局5月6日(土)か茂免愛知県名古屋市第4局5月28日(日)浄土ヶ浜パークホテル岩手県宮古市第5局6月17日(土)柏の葉カンファレンスセンター千葉県柏市最近のタイトル戦でのゴキゲン中飛車菅井八段がタイトル戦に登場するとなると、タイトル戦でゴキゲン中飛車が見られそうですね。しかも、相手は藤井叡王。ゴキ中党にとっては楽しみな対局です。最近のタイトル戦でゴキゲン中飛車が指された対局を調べてみました。タイトル戦ゴキゲン中飛車を採用した棋士先後勝敗相手棋士2020年王座戦第5局久保利明九段後手●永瀬拓矢王座2020年王座戦第2局久保利明九段先手〇永瀬拓矢王座2019年王将戦第3局久保利明王将後手●渡辺明棋王2019年王将戦第2局久保利明王将先手●渡辺明棋王2019年王将戦第1局久保利明王将後手●渡辺明棋王2018年王位戦第3局菅井竜也王位先手〇豊島将之棋聖2018年王位戦第1局菅井竜也王位先手〇豊島将之棋聖2017年竜王戦第3局羽生善治棋聖先手●渡辺明竜王段位はいずれも当時やはり、振り飛車党の久保九段、菅井八段が多いのですが、羽生九段も2017年の竜王戦(永世七冠を達成したシリーズ)でゴキゲン中飛車を採用していました。菅井八段のタイトル戦での藤井叡王相手のゴキゲン中飛車がどんな一局になるか注目です。これまでの叡王戦の結果年タイトルホルダースコア挑戦者2022藤井聡太3−0出口若武2021豊島将之2−3藤井聡太2020永瀬拓矢3(2持)4豊島将之2019高見泰地0−4永瀬拓矢年対局者スコア対局者2018高見泰地4−0金井恒太2018〜2020年は7番勝負、2021年以降は5番勝負。勝者叡王戦の仕組み(第6期以降)叡王戦はスポンサー変更もあり第6期(2021年)から仕組みが変わりました。現在は下記の仕組みで行われています。五番勝負持ち時間4時間(チェスクロック方式)新タイトル「叡王」誕生2017年に新しく出来たタイトル戦が「叡王(えいおう)戦」です。将棋でタイトルができたのは34年ぶり。叡王戦が誕生したことで将棋界は8大タイトルとなりました。(竜王、名人、叡王、王位、王座、棋王、王将、棋聖)このタイトルには序列が決まっていて叡王は序列3位。序列は将棋連盟と主催者の契約金の金額で決まるので、新しく誕生したばかりの叡王戦ですが序列では3位となっています。叡王戦の歴史2017年にタイトル戦となった叡王戦ですが、第1回が行われたのは2015年。プロ棋士によるエントリー制でトーナメント戦が行われました(ノンタイトル戦)。決勝3番勝負は、郷田真隆九段対山崎隆之八段戦。2連勝した山崎八段が初代「叡王」となりました。「叡王」とコンピューターソフト戦の王者が戦うのが「電王戦二番勝負」。2016年に第1回「電王戦二番勝負」が行われました。結果はコンピューターソフト「PONANZA」の2連勝。トッププロがコンピューターソフトに負けたと大きなニュースになりました。第2回叡王戦第2回叡王戦の予選が始まったのは2016年5月。本選を経て、12月の決勝に進んだのは佐藤天彦名人と千田翔太五段。決勝三番勝負で2連勝した佐藤名人が第2期叡王となりました。叡王となった名人は第2回電王戦で「PONANZA」と対戦。名人が将棋ソフトと対戦するということで大きな注目を浴びました。結果は将棋ソフト「PONANZA」の2連勝(2017年)。将棋ソフトの進化を見せつける結果となりました。第3回からタイトル戦に2017年5月に新しく始まる第3回から叡王戦がタイトルとなることが発表されました。段位別の予選が行われるのが6月から10月。本線トーナメントが11月から1月に行われ上位2名で七番勝負。七番勝負は2018年3月から行われます。先に4勝したほうが「叡王」となり、翌年からはトーナメントを勝ち上がった挑戦者とタイトル戦を行うことになります。叡王戦の仕組み(第3回〜第5回)叡王戦のユニークなところは持ち時間。各棋戦ごとに持ち時間は決まっているものなのですが、叡王戦では3種類の中から棋士が選びます。(A)持ち時間1時間(B)持ち時間3時間(C)持ち時間5時間第1局で先手となった棋士が第1局と第2局の持ち時間を(A)から(C)の中から選択。第3、4局はもう一方の棋士が第1、2局で選ばれなかったものから選択。第5、6局は第1局から第4局までで選ばれなかったもの。第7局は持ち時間6時間となります。どの持ち時間を選ぶかもタイトル戦では注目の的となりそうです。
    Read More