詰将棋以外で強くなる方法

将棋に強くなるための勉強方法(2017年竜王戦第5局)

2017年竜王戦第5局をもとに角換わりでの参考となる攻め方をまとめてみました。
羽生棋聖が渡辺竜王に勝利し、永世七冠を達成した一局です。

 

▲4五銀で開戦

第1図は37手目に先手の羽生棋聖が▲4五銀と仕掛けたところです。

 

第1図


後手の△6二金−8一飛型に対し、銀を持って▲6三銀と打ち込む狙い。
△6三同金なら、▲7二角で「一本」ですね。

 

ただ、▲6三銀には△6一金と引いて頑張る手もあるようです。

 

以下、▲7四銀成なら△3七角から馬を作って後手よし。
なので、▲7四銀成でなく▲4七金としてどうかという勝負(第2図)。

 

第2図

 

▲6三銀と打ち込めれば、先手有利と思っていたのですが、そうでもないんですね。
△6一金と引かれてからの反撃に注意しなければならないようです。

 

▲6三銀には△6一金もあり

角換わり△6二金−8一飛型に対し、銀を持って▲6三銀と打ち込んでも、△6一金でガマンしてから反撃される手順に注意。

 

▲4五銀△6三銀の変化

▲4五銀(第1図)に対して、△6三銀と引く手もあるようです。
そこで、▲5六銀なら、△5四銀▲4五銀で千日手コース。

 

なので、先手は△6三銀には▲2五桂とし、△2二銀▲3四銀△4二玉(第3図)。

 

第3図


▲2五歩を保留していたので、▲2五桂と飛べるのがポイント。
この桂がないと銀だけでは攻めが続かないですよね。

 

角換わりで▲2五歩を保留するメリットのひとつがこの変化です。
覚えておきましょう。

 

▲2五歩保留で▲4五銀ぶつけの仕掛けが成立

▲2五歩を保留して▲2五桂の余地を残しておくことで、▲4五銀と銀をぶつける仕掛けが成立します。

 

実戦は▲4五銀に△5五銀

実戦では▲4五銀には△5五銀と渡辺竜王が指しました。
以下、▲2五桂△4二銀▲1五歩(第4図)。

 

第4図

 

端もからめて先手の羽生棋聖が攻める展開となりました。
以下は、△3七角▲2九飛△4六角成▲4九飛(第5図)。

 

第5図


△3七角から馬を作られてウルサイようですが、飛車と馬を交換して攻める展開となりました。
馬と飛車の交換後に▲3四銀と出たのが第6図。

 

第6図

 

このあと先手からは▲4五角が強烈なんですね。
△8一の飛車取りと▲2三銀成の攻めを見せています。

 

この▲4五角はも覚えておきたい一手。
△8一飛型だと▲4五角打ちが△2三にも利いて好位置というわけです。

 

△8一飛型への▲4五角

△8一飛型の陣形は▲4五角打が△2三の地点との両にらみで絶好の位置となる。

 

まとめ:将棋に強くなる方法(角換わり△8一飛−6二金型)

  • ▲6三銀打には△6一金でガマンからの反撃に注意
  • ▲2五歩保留で桂ハネの余地を残して▲4五銀ぶつけの仕掛け
  • ▲4五角打が△8一飛と△2三への両にらみとなる好位置

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