現役棋士の平均年齢と世代別人数

現役棋士の年齢を世代別に集計すると最も多いのは永瀬拓矢王座が入る25歳〜29歳で、合計で28人。その次は羽生世代と豊島世代の24人でした(2021年10月20日時点)。

 

現役棋士の世代別人数

現役棋士の世代別人数

 

スポーツなどで現役選手の世代別人数を集計すると、基本的に年齢層が若いほうの人数が多くて、年齢が高くなるにつれ人数が少なくなるものですが、将棋界はちがいます。

 

なんといっても羽生世代が多い。
50歳を超えた現在でも2番目の多さです。

 

反対に少ないのが30代後半(35歳〜39歳)。

 

ここには渡辺明名人が含まれているのですが、世代としては14名。
渡辺名人以外だと阿久津主税八段(39歳)、村山慈明(37歳)七段が該当します。

 

現役棋士の平均年齢は41.5歳

ちなみに、現役棋士の平均年齢41.5歳で中央値も40歳です(2021年10月20日時点)。
タイトルは平均年齢より下の棋士が独占している状態です。

 

現役棋士の年齢と各年齢での出来事

主な現役棋士の年齢(2021年10月20日時点)と各年齢での出来事を一覧にしてみました。

年齢 主な現役棋士 出来事
74歳 桐山清澄
68歳 青野照市
66歳 最年長タイトル挑戦(大山康晴)
64歳 田中寅彦、小林健二
61歳 高橋道雄、福崎文吾
59歳 谷川浩司 最年長タイトル保持(大山康晴)
58歳 島朗、中村修
56歳 塚田泰明 最年長タイトル奪取(大山康晴)
52歳 佐藤康光、杉本昌隆
51歳 羽生善治、森内俊之、藤井猛、丸山忠久
50歳 郷田真隆
49歳 屋敷伸之、深浦康市 名人初獲得(米長邦雄)
48歳 木村一基
47歳 三浦弘行、行方尚史 永世七冠達成(羽生善治)
46歳 久保利明 タイトル初獲得の最年長記録(木村一基)
42歳 名人初獲得(加藤一二三)
41歳 松尾歩
40歳 山崎隆之
39歳 阿久津主税
37歳 渡辺明、村山慈明
34歳 広瀬章人
33歳 佐藤天彦、中村太地、稲葉陽、糸谷哲郎
31歳 豊島将之 自身初タイトル獲得(森内俊之)
30歳 自身初タイトル獲得(米長邦雄)
29歳 永瀬拓矢、菅井竜也 自身初タイトル獲得(加藤一二三)
28歳 斎藤慎太郎、高見泰地、三枚堂達也 自身初タイトル獲得(豊島将之)
27歳 八代弥、千田翔太、佐々木勇気
26歳 青嶋未来 自身初タイトル獲得(永瀬拓矢)
25歳 近藤誠也 七冠独占(羽生善治)
24歳 自身初タイトル獲得(佐藤康光)
23歳 増田康宏
20歳 自身初タイトル獲得(渡辺明)
19歳 藤井聡太、伊藤匠 最年少三冠達成(藤井聡太)
17歳 最年少タイトル獲得(藤井聡太)

 

こうしてみると故大山康晴十五世名人のスゴさに気づきますね。
現在の谷川浩司九段の年齢までタイトルを保持していたのです。

 

大山名人の記録を破ってきた棋士と言えば羽生善治九段です。
羽生九段には、最年長記録も達成してもらいたいですね。

 

タイトル七冠独占は25歳のとき

一方、羽生九段の大記録「タイトル七冠独占」は25歳のときでした。

 

これに挑戦するのが藤井聡太三冠。
タイトルがひとつ増えて八冠になっていますがこれも見てみたい偉業です。

 

平成将棋史を当時の世相と振り返る


【問】羽生善治が七冠を独占していたときの出来事は?
(A)「たまごっち」発売開始
(B)猿岩石が電波少年でヒッチハイクに挑戦
(C)野茂英雄が大リーグでノーヒットノーランを達成