将棋について知りたい人向けのクイズを10問作成しました。棋士やタイトルについてわかる内容になっているので挑戦してみて下さい。
【正解】(ウ)8種類 各20枚
将棋の駒は全部で8種類「王、飛、角、金、銀、桂、香、歩」です。「王、飛、角」はそれぞれ1枚ずつで、「金、銀、桂、香」が2枚ずつ。一番多いのは「歩」の9枚で、合計20枚ずつ(双方では40枚)となっています。
なお、将棋盤のマス目は9×9=81マスなので、対局開始時点では81マス中40マス(約半分)に駒が置かれていることになります。ちなみに、チェスは「6種類 各16枚(双方で32枚)」で、8×8=64マス。ちょうど半分のマス目に駒が置かれています。
【正解】(エ)四段
囲碁は初段からがプロ棋士ですが、将棋の場合は四段からがプロ棋士です。将棋でプロ棋士になるには、奨励会という棋士養成機関(六級〜三段)に入り、ここを勝ち抜かなくてはなりません(例外あり)。ちなみに、アマチュアの段とプロの段はレベルがちがい、アマチュアの四〜五段がプロの6級程度だとされています。
【正解】(ウ)171人
半年ごとに行われる奨励会三段リーグの成績上位2名がプロ棋士になることができます。なので、1年間でプロ棋士となるのは4名(例外ケースでプロとなるケースもあるので、必ず年4名ではない)。引退は成績による規定があり、年で数名が引退しています。プロスポーツ(野球やサッカーなど)と比べると現役期間が長く、入れ替わりも多くないのが将棋界です。
【正解】(イ)七段
四段からがプロ棋士で段位の最高は九段ですが、ピラミッドのように下(四段)が多く、上(九段)が少ないわけではありません。プロ棋士で最も多いのは七段で49名(2022年4月1日時点171名中)。次が九段の32名で、最も少ないのが四段の14名です。これは昇段規定はあっても、降段規定がないからです。基本的に四段になったら規定に沿って上がるだけ。所属するクラス(順位戦など)が降級することがあっても、段が下がることはありません。このため高段者のほうが多くなるというわけです。
【正解】(ウ)8つ
将棋のタイトルは7つだった時代が続いていましたが、2017年度に叡王(えいおう)が新しいタイトルとして加わり、全部で8つとなりました。最も古いタイトルは「名人」です。
【正解】(ア)竜王と名人
8つある将棋のタイトルの中でも竜王と名人は別格扱いされています。日本将棋連盟が発行するアマチュア正式免状に会長ととも署名しているのが竜王と名人だけです。
【正解】(イ)名人戦の各 9時間
将棋には持ち時間が決められていて、この時間内に指さなければなりません(持ち時間を使い切った場合は1手1分以内など棋戦によりルールあり)。現在のプロ公式戦で最も持ち時間が長いのは名人戦で各9時間。二人で18時間になるので1日では対局が終わらず、二日かけて決着をつけることになります。この二日制のタイトル戦として、ほかに竜王戦、王位戦、王座戦があります。ちなみに、かつては各30時間の持ち時間で対局が行われたこともありました(1937年南禅寺の決戦)。各30時間ということは二人で60時間。二日で終わるわけがなく、1週間をかけた対局となりました。
【正解】(ア)龍
将棋では駒が相手陣に入ると「成る」といって、パワーアップ(動ける場所が増える)します。この「成った」駒には固有の呼び方があり、歩→「と金」、角→「馬」、飛→「龍」とつけられています。なお、香、桂、銀は「成香」のようにあたまに「成(なり)」をつけて呼ばれます。
【正解】(ウ)千日手
将棋では同じ局面が4回現れると「千日手」となり、先手と後手を入れ替えて、最初から指し直しとなります。将棋では先手番がやや有利とされているので、後手は「千日手でもいい」というスタンスで守りを固めて、先手の仕掛けを待つという指し方もあります。
【正解】(エ)両取り
両取りとは、2つの駒(飛車と角など)が、1つの駒により取られる状態になっていることです。飛車を逃げれば角が取られ、角が逃げれば飛車が取られる…という状況ですね。どちらか取られるなら、どちらも逃げずに、ちがう手を指したほうが得という考え方が「両取り逃げるべからず」です。将棋にはこうした指し方・セオリーが格言としてまとめられていて、こうした格言を覚えると、将棋をより面白く観戦できるようになります。