藤井聡太七冠が最後に挑戦するタイトルは?

藤井七冠が最後に挑戦するタイトルは?

藤井聡太七冠のタイトル戦進行状況をチェック

藤井竜王八冠独占への道

タイトル タイトル保持者 日程 備考
名人 渡辺明 4/ 6〜(七番勝負) 4勝1敗でタイトル獲得(七冠達成)
叡王 藤井聡太 4/28〜(五番勝負) 3勝1敗でタイトル防衛
棋聖 藤井聡太 6/ 3〜(五番勝負) 挑戦者 佐々木大地七段
王位 藤井聡太 6/28〜(七番勝負) 挑戦者 佐々木大七段
王座 永瀬拓矢 9月〜(五番勝負) 挑戦者決定トーナメント中。挑戦権獲得まであと3勝
竜王 藤井聡太 10月〜(七番勝負)
王将 藤井聡太 1月〜(七番勝負)
棋王 藤井聡太 2月〜(五番勝負)

 

叡王戦は防衛成功

叡王戦5番勝負(対菅井竜也八段)は、3勝1敗でタイトル防衛に成功しました。

 

棋聖戦(防衛戦)が6月に開幕

防衛戦となる棋聖戦が6月に開幕します(6月〜8月)。挑戦者は佐々木大地七段。
5番勝負の第1局は6月5日(月)にベトナムで行われます。

 

王位戦(防衛戦)が7月に開幕

棋聖戦に続いて防衛戦となる王位戦七番勝負が7月に開幕。
挑戦者は棋聖戦と同じ佐々木大地七段に決まりました。

 

最後の一冠「王座戦」は9月開幕

棋聖戦と王位戦を防衛していれば9月に始まる王座戦が八冠挑戦となります。
ただし、王座戦は藤井竜王も挑戦者決定戦を勝ち抜いて、挑戦権を獲得しなければなりません。

 

挑戦者決定戦はトーナメントなので、負けたら終わり(棋王戦のような敗者復活システムはありません)。
ここは負けられない戦いとなります。

 

王座戦挑戦まであと3勝

王座戦挑戦者決定トーナメントの1回戦で中川大輔八段に勝利し、現在ベスト8。挑戦権獲得まであと3勝となっています。次局は村田顕弘六段との対局です。

 

八冠達成への軌跡

名人位獲得で七冠達成

5月31日-6月1日に行われた名人戦第5局で勝利し、4勝1敗で名人位を獲得。これで史上最年少七冠となりました。

 

史上最年少での七冠達成ですが、そもそも七冠を達成したのは羽生善治九段しかいません。そして八冠となると前人未到の領域になります。ついに、「森林限界超え」ですかね。

 

棋王位獲得で六冠達成

3月19日に行われた棋王戦第4局で藤井聡太竜王が渡辺明棋王に勝ち、3勝1敗で期王位を獲得しました。
これで六冠達成です。

 

【参考】2022年度五冠の防衛戦

  • 叡王戦は2022年5月24日にタイトル防衛に成功(対出口六段)しました。
  • 棋聖戦は2022年7月17日にタイトル防衛に成功(対永瀬王座)しました。
  • 王位戦は2022年9月6日にタイトル防衛に成功(対豊島九段)しました。
  • 竜王戦は2022年12月3日にタイトル防衛に成功(対広瀬八段)しました。
  • 王将戦は2023年3月12日にタイトル防衛に成功(対羽生九段)しました。

 

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