藤井五冠と羽生五冠 タイトル戦の相手と戦型を比較

四冠vs三冠対決となった王将戦で藤井聡太四冠が渡辺明三冠に4勝0敗で勝利し、王将位を獲得しました。史上最年少、十代初の五冠となりました。

 

これまでの最年少記録は羽生善治五冠の22歳10カ月。
藤井聡太五冠は19歳6カ月での達成です。

 

この2人の五冠達成時のタイトル戦での成績と戦型を比較してみました。

 

 

藤井五冠と羽生五冠のタイトル戦(五冠対象局)での成績

藤井五冠 羽生五冠
先手 10勝1敗 10勝4敗1千日手
後手 8勝2敗 7勝2敗1千日手

どちらも強いのはあたり前ですが、先手番で1回、後手番でも2回しか負けていない藤井五冠は異次元ですね。タイトル戦での成績ですからね。

 

藤井五冠と羽生五冠のタイトル戦(五冠対象局)での戦型

藤井五冠 羽生五冠
相掛かり 9勝2敗 矢倉 10勝4敗2千日手
角換わり 7勝1敗 角換わり 4勝1敗
雁木 2勝0敗 ひねり飛車 2勝0敗
相掛かり 1勝1敗

戦型は対局相手との兼ね合いがありますが、羽生五冠のほうがバラエティーに富んでますね。
ひねり飛車」という裏芸も披露しているのが羽生五冠の懐の広さ。

 

藤井五冠は「相掛かり」と「角換わり」が2本柱となっています。

 

藤井五冠:五冠対象局の全成績
棋聖戦(防衛) 対渡辺明名人
先後 勝敗 戦型
第1局 後手 相掛かり
第2局 先手 相掛かり
第3局 後手 雁木

 

王位戦(防衛) 対豊島将之竜王
第1局 先手 相掛かり
第2局 後手 角換わり(早繰銀)
第3局 先手 角換わり(腰掛銀)
第4局 後手 相掛かり
第5局 先手 相掛かり

 

叡王戦(獲得) 対豊島将之叡王
第1局 先手 角換わり
第2局 後手 角換わり(早繰銀)
第3局 先手 角換わり(腰掛銀)
第4局 後手 相掛かり
第5局 先手 相掛かり

 

竜王戦(獲得) 対豊島将之竜王
第1局 先手 相掛かり
第2局 後手 相掛かり
第3局 先手 角換わり(早繰銀)
第4局 後手 角換わり(腰掛銀)

 

王将戦(獲得) 対渡辺明王将
第1局 先手 相掛かり
第2局 後手 角換わり(早繰銀)
第3局 先手 相掛かり
第4局 後手 雁木

 

羽生五冠:五冠対象局の全成績
王座戦(獲得) 対福崎文吾王座
先後 勝敗 戦型
第1局 先手 相掛かり
第2局 後手 矢倉
第3局 先手 ひねり飛車

 

竜王戦(獲得) 対谷川浩司竜王
第1局 先手 相掛かり
第2局 後手 矢倉
第2局再 先手 矢倉
第3局 後手 矢倉
第4局 先手 矢倉
第5局 後手 角換わり(腰掛銀)
第6局 先手 矢倉
第7局 先手 角換わり(腰掛銀)

 

棋王戦(防衛) 対谷川浩司二冠
第1局 先手 矢倉
第1局再 後手 角換わり(腰掛銀)
第2局 先手 角換わり(腰掛銀)
第3局 後手 矢倉
第4局 先手 矢倉
第5局 先手 矢倉

 

棋聖戦(獲得) 対谷川浩司棋聖
第1局 先手 矢倉
第2局 後手 角換わり(棒銀)
第3局 先手 矢倉
第4局 後手 矢倉

 

王位戦(獲得) 対郷田真隆王位
第1局 先手 ひねり飛車
第2局 後手 矢倉
第3局 先手 矢倉
第4局 後手 矢倉