棋士の出身地を地図にしてみた(都道府県別の現役棋士数)

棋士の出身地を地図にしてみた(都道府県別の現役棋士数)

現役棋士がいない都道府県は全部で18県

2021年7月20日時点での現役棋士は170名。これを出身都道府県別にしてみると、最も多いのはやはり東京都で43名。次いで神奈川県18名、大阪府15名となります。

 

単純な人口割合で東京都の人口は全国の約11%ですが、棋士だと25%。4人に1人は東京都出身と人口割合よりもかなり多くなっています。

 

都道府県別の現役棋士数(2021年7月20日時点)

都道府県 棋士数(人) 主な棋士
東京都 43 渡辺明 郷田真隆
神奈川県 18 森内俊之 永瀬拓矢
大阪府 15 福崎文吾 千田翔太
兵庫県 12 谷川浩司 久保利明
埼玉県 11 羽生善治 佐々木勇気
千葉県 8 丸山忠久 木村一基
北海道 6 屋敷伸之 広瀬章人
京都府 5 佐藤康光 安用寺孝功
広島県 5 糸谷哲郎 山崎隆之
静岡県 4 青野照市 八代弥
愛知県 4 豊島将之 藤井聡太
和歌山県 4 神崎健二 大橋貴洸
福岡県 4 佐藤天彦 森下卓
青森県 3 行方尚史 先崎学
富山県 3 田村康介 村田顕弘
三重県 3 澤田真吾 石川優太
奈良県 3 桐山清澄 斎藤慎太郎
宮城県 2 中川大輔 佐藤秀司
群馬県 2 藤井猛 三浦弘行
長野県 2 木下浩一 田中悠一
岐阜県 2 長沼洋 高田明浩
岡山県 2 菅井竜也 有森浩三
長崎県 2 深浦康市 佐々木大地
宮崎県 2 都成竜馬 高崎一生
山形県 1 阿部健治郎
栃木県 1 長谷部浩平
新潟県 1 近藤正和
香川県 1 小林健二
愛媛県 1 黒田尭之

出身都道府県は日本将棋連盟のサイトに表記されている出身地で計算

 

愛知県出身者は4名ですが、豊島将之竜王と藤井聡太二冠がいるのは豪華ですね。
あとの2人も藤井二冠の師匠の杉本昌隆八段と松尾歩八段と実力者がそろっています。

 

2人しかいない群馬県藤井猛九段、三浦弘行九段と二人ともタイトル経験者の強豪です。

 

現役棋士の出身都道府県(地図)

出身の現役棋士がいる都道府県に地図上で色をつけてみるとこんな感じになります。
現役棋士の出身都道府県

 

空白(現役棋士がいない)県は全部で18県(岩手県、秋田県、福島県、茨城県、石川県、福井県、山梨県、滋賀県、鳥取県、島根県、山口県、徳島県、高知県、佐賀県、熊本県、大分県、鹿児島県、沖縄県)となっています。

 

山梨県は現役棋士では空白県ですが、故米長邦雄永世棋聖の出身地です。

 

2001〜2020年度タイトルホルダーの出身都道府県は?

2001〜2020年度にタイトル獲得期数を都道府県別に集計するとこうなります。

都道府県 獲得期数(期) 棋士名
埼玉県 52 羽生善治
東京都 33 渡辺明 郷田真隆 中村太地
神奈川県 16 森内俊之 永瀬拓矢 高見泰地
京都府 10 佐藤康光
兵庫県 10 久保利明 谷川浩司
愛知県 8 豊島将之 藤井聡太
千葉県 3 丸山忠久 木村一基
長崎県 3 深浦康市
福岡県 3 佐藤天彦
北海道 2 広瀬章人
岡山県 1 菅井竜也
広島県 1 糸谷哲郎
奈良県 1 斎藤慎太郎

 

これは羽生善治九段がいる埼玉県が圧倒的に多くなりますね。
ただ、今後は豊島竜王、藤井二冠がいる愛知県が増えてきそうです。

 

地図にするとこうなります。
将棋タイトルホルダーの出身都道府県

 

北海道は広瀬章人八段が竜王位を獲得していますが、東北地方出身の棋士で最後にタイトルを保持していたのは、1992年度の中原誠名人(宮城県出身)です。