ブラウザでサイトにアクセスするだけでスグに始められる将棋ソフトを紹介します。
いずれも面倒なアカウント登録やソフトのインストールは不要。気軽に始められるものばかりですが、中身はけっこうしっかりしていて、初心者から上級者まで楽しめます。
一手指すごとに「ピヨピヨ」とひよこが鳴く効果音が出るのが特徴。
効果音は消すこともできますが、なんかクセになってついそのままにしておきたくなるんですよね。
クリックして駒を選択すると、その駒が動かせる場所を盤面上に表示してくれます(上の画像右)。
この機能があるので、駒の動かし方がわからない初心者でもスグ将棋を指せます。
強さはレベル1からレベル40までの40段階もあり、初心者から上級者(有段者)まで楽しめます。
さらに、駒落ちも選べるので、超初心者でもいきなりコンピュータ相手に勝つことができます。
対局中はヒントや定跡を表示してくれる機能もありますし、対局後に一局をふり返る分析機能もあります。
個人的にイチオシのブラウザ将棋ソフトです(私も使ってます)。
右側は特殊対局であそぶの盤面。先手の駒をすべて金、後手の駒がすべて銀
棋譜の読み上げ機能があり、この設定をオンにしておくと指し手を「ナナ、ロク、フ」のように音声で読み上げてくれます。強さは「にゅうもん」「とてもよわい」「すこしよわい」「すこしつよい」「つよい」の5段階。
ただし、入門者向けなので「つよい」といっても初心者レベルの「つよい」なので上級者には物足りないレベルです。
将棋の遊び部屋で面白いのは「特殊対局であそぶ」という機能。
先手と後手のすべての駒を指定した駒にして対局することができます(上の画像右)。
また、どうぶつ将棋とはさみ将棋もブラウザで対局することができるのが将棋の遊び部屋の特徴です。
「こまお」は最初に手合い(ハンデ)を選ぶようになっています。
選べるのは「平手」「2枚落ち」「4枚落ち」「6枚落ち」「8枚落ち」「10枚落ち」。
10枚落ちだと相手の駒は王将と歩だけになります。
平手ではレベルが選べません。
基本的に駒落ち対局で将棋を勉強する初心者向けのソフトです。
猫のキャラクターが一手指すごとにコメントを言ってくれるので、単調にならずに指し続けることができます。
平手でのレベルは4段階(初心者、8級、5級、3級)。
駒落ち対局では、自分が駒落ち側で対局することもできます。
初心者向けの機能としては実戦詰将棋というものがあります。
これは実戦形式で相手玉を詰ますもの。
正式な詰将棋とはちがって駒があまったりしますが、実践的な終盤力をつける野に役立ちます。
一手詰め、三手以内、五手以内から選んでチャレンジするようになっています。
将棋を覚えたばかりで、対局するのはほぼはじめてという人にオススメなのは「こまお」です。
最初は「10枚落ち」から始めて、「8枚落ち」「6枚落ち」とレベルを上げていくと楽しめます。
反対にある程度、将棋を指したことがある人にオススメなのは「ぴよ将棋w」です。
相手(コンピューター)のレベルが40段階もあるので、自分のレベルにあわせて対局できます。
また、指すときに出る「ピヨピヨ」という音にも中毒性があるんですよね。
つい聞きたくなってしまうというか、また聞きたくなってしまうというか。
まだ、使ったことがない人は、一度使ってみることをオススメします。