50代での将棋タイトル戦出場棋士一覧(50代タイトルホルダーは?)

50代での将棋タイトル戦出場棋士一覧

50代でのタイトル保持は3名のみ

主な棋士のタイトル戦(獲得、保持、挑戦)時の最高齢

50代タイトルを保持していた棋士は3名。大山康晴十五世名人、米長邦雄永世棋聖、二上達也九段です。
羽生善治九段も達成したことがない大記録なんですね。

ちなみに、故二上達也九段は羽生九段の師匠。故米長邦雄永世棋聖が最後にタイトル(名人位)を失った相手が羽生九段。

 

大山康晴十五世名人(1923年3月13日生まれ)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 59歳 59歳 66歳
タイトル 王将戦 王将戦 棋王戦
戦績 4勝3敗1千 1勝4敗 0勝3敗
相手 中原誠 米長邦雄 南芳一

 

米長邦雄永世棋聖(1943年6月10日生まれ)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 49歳 51歳 同左
タイトル 名人戦 名人戦 同左
戦績 4勝0敗 2勝4敗 同左
相手 中原誠 羽生善治 同左

 

二上達也九段(1932年1月2日)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 49歳 50歳 同左
タイトル 棋聖戦 棋聖戦 同左
戦績 3勝0敗 0勝3敗 同左
相手 加藤一二三 森けい二 同左

 

羽生善治九段(1970年9月27日)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 47歳 48歳 52歳
タイトル 竜王戦 竜王戦 王将戦
戦績 4勝1敗 3勝4敗 2勝4敗
相手 渡辺明 広瀬章人 藤井聡太

 

升田幸三実力制第四代名人(1918年3月21日生まれ)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 40歳 41歳 53歳
タイトル 名人戦 名人戦 名人戦
戦績 4勝2敗1千 1勝4敗1千 3勝4敗
相手 大山康晴 大山康晴 大山康晴

 

木村一基九段(1973年6月23日生まれ)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 46歳 47歳 48歳
タイトル 王位戦 王位戦 王座戦
戦績 4勝3敗 0勝4敗 1勝3敗
相手 豊島将之 藤井聡太 永瀬拓矢

 

谷川浩司十七世名人(1962年4月6日生まれ)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 41歳 42歳 44歳
タイトル 棋王戦 棋王戦 名人戦
戦績 3勝1敗 0勝3敗 2勝4敗
相手 丸山忠久 羽生善治 森内俊之

 

中原誠十六世名人(1947年9月2日生まれ)

最後のタイトル獲得 最後のタイトル保持 最後のタイトル戦
年齢 44歳 45歳 46歳
タイトル 名人戦 名人戦 王将戦
戦績 4勝2敗 0勝4敗 2勝4敗
相手 高橋道雄 米長邦雄 谷川浩司

 

大山康晴十五世名人の50代でのタイトル戦成績一覧

大山康晴十五世名人は50代でタイトル戦に20回出場し、うち11回でタイトルを獲得(防衛)しています。
とてつもない記録です。ちなみに50歳直前にして無冠になってからのこの記録です。

年齢 タイトル戦 相手 勝敗 結果
50歳 十段戦 中原誠(26) 4勝3敗 奪取
51歳 名人戦 中原誠(26) 3勝4敗 挑戦
51歳 棋聖戦 内藤國雄(34) 3勝1敗 奪取
51歳 十段戦 中原誠(27) 1勝4敗 失冠
51歳 棋聖戦 米長邦雄(31) 3勝0敗 防衛
52歳 棋聖戦 二上達也(43) 3勝1敗 防衛
52歳 十段戦 中原誠(28) 0勝4敗 失冠
52歳 棋聖戦 二上達也(44) 3勝0敗 防衛
53歳 棋聖戦 桐山清澄(28) 3勝1敗 防衛
53歳 棋聖戦 米長邦雄(33) 3勝2敗 防衛
53歳 王将戦 中原誠(29) 2勝4敗 挑戦
54歳 棋聖戦 森けい二(31) 3勝1敗 防衛
54歳 棋聖戦 中原誠(30) 2勝3敗 失冠
55歳 王位戦 中原誠(30) 1勝4敗 挑戦
56歳 王将戦 加藤一二三(40) 4勝2敗 奪取
57歳 王将戦 米長邦雄(37) 4勝1敗 防衛
58歳 王位戦 中原誠(34) 3勝4敗 挑戦
59歳 王将戦 中原誠(34) 4勝3敗 防衛
59歳 王将戦 米長邦雄(39) 1勝4敗 失冠
59歳 棋王戦 米長邦雄(39) 0勝3敗 挑戦

60代では、63歳で名人戦挑戦(対中原誠、1勝4敗)、66歳で棋王戦挑戦(対南芳一、0勝3敗)という記録があります(66歳でのタイトル戦挑戦が史上最高齢記録となっています)。

 

羽生善治九段、50代でのタイトル獲得なるか?

永世七冠でもある羽生善治九段が最後にタイトルを保持していたのは48歳のときの2018年竜王戦(対広瀬章人八段)で、このときは第5局を終えて3勝2敗でしたが、第6局、第7局と敗れて失冠。タイトル通算100期も逃しました。

 

それ以降で羽生九段がタイトル戦に登場したのは、2020年竜王戦(対豊島将之、1勝4敗)と2023年王将戦(対藤井聡太王将、2勝4敗)で、いずれもタイトル獲得には至っていません。

2023年王将戦…年度としては2022年度。

 

2023年6月9日から2025年6月6日までは、日本将棋連盟会長に就任。会長職と棋士の二刀流となりました。この間も王座戦挑戦者決定トーナメントでは決勝まで進み、タイトル挑戦まであと1勝というところまで来ています。

 

日本将棋連盟会長退任後は棋士に専念。
これからの(50代での)タイトル挑戦+獲得(=通算100期)に期待です。