羽生善治九段のタイトル通算100期への進行状況羽生九段のタイトル獲得通算100期がいつになるかの最新状況です(2023年3月21日更新)。王将戦は2勝4敗で獲得ならず藤井王将とのドリームマッチとなった王将戦7番勝負は2勝4敗でタイトル獲得とはなりませんでした。王将戦(藤井聡太王将 vs 羽生善治九段)の結果日程対局場場所羽生九段の結果第1局1月8-9日(日祝)掛川城 二の丸茶室静岡県掛川市●(後手)第2局1月21-22日(土日)山水館大阪府高槻市〇(先手)第3局1月28-29日(土日)金沢東急ホテル石川県金沢市●(後手)第4局2月9-10日(木金)SORANO HOTEL東京都立川市〇(先手)第5局2月25-26日(土日)さんべ荘島根県大田市●(後手)第6局3月11-12日(土日)大幸園佐賀県三養基郡●(先手)関連記事羽生vs藤井のタイトル戦が実現!32歳差対決をプロ野球選手で例えると1970年生まれの羽生善治九段と2002年生まれの藤井聡太五冠との年齢差は32歳。プロ野球選手で32歳差というと史上最年少で三冠王になったヤクルト村上宗隆選手とあの伝説の投手に相当します。これはドリーム中のドリームマッチ。羽生九段の通算タイトル99期がどのぐらいスゴイか他の棋士と比較羽生九段の「タイトル通算99期」がどのぐらいスゴイ数字かを他の棋士と比較してみました。グラフにしてみると羽生九段の「突き抜け感」がわかります。そもそもタイトルを1期でも取るのは大変。現役棋士でタイトルを獲ったことのある棋士の割合は…。2023年度タイトルへ戦の羽生九段挑戦状況棋聖戦は16人による決勝トーナメント1回戦で勝利し、ベスト8。次局は渡辺明名人との対局です。タイトルホルダー開催時期挑戦状況名人戦渡辺明4-6月B級1組のため挑戦なし叡王戦藤井聡太4-6月敗退(段位別予選)棋聖戦藤井聡太6-7月決勝トーナメント中(現在ベスト8)王位戦藤井聡太7-9月挑戦者決定リーグ戦中(現在1勝0敗)王座戦永瀬拓矢9-10月二次予選中(次局は佐藤康九段)竜王戦藤井聡太10-12月1組ランキング戦中(次局は永瀬王座)最短でのドリームマッチ再戦は棋聖戦王将戦では藤井王将に敗れた羽生九段ですが、最短では6月からの棋聖戦でドリームマッチ再戦の可能性があります。棋聖戦(2023年)挑戦者決定トーナメント棋聖戦は二次予選を勝ち抜いて決勝トーナメント(16名)への進出が決定。組み合わせが発表になっていて、1回戦は斎藤明日斗五段、2回戦は渡辺明名人と藤井猛九段の勝者となります。王位戦(2023年)挑戦者決定リーグ羽生九段は王位戦挑戦者決定リーグの紅組に参戦中。ここまで1勝0敗です(徳田四段に勝利)。紅組の参加棋士は、羽生九段のほかに豊島将之九段、永瀬拓矢王座、石井健太郎六段、服部慎一郎五段、徳田拳士四段です。2022年度タイトルへ戦の羽生九段挑戦状況タイトルホルダー開催時期挑戦状況名人戦渡辺明4-6月敗退叡王戦藤井聡太4-6月敗退(段位別予選)棋聖戦藤井聡太6-7月敗退(二次予選)王位戦藤井聡太7-9月敗退(挑戦者決定リーグ)王座戦永瀬拓矢9-10月敗退(二次予選)竜王戦藤井聡太10-12月敗退(出場者決定戦)王将戦藤井聡太1-3月挑戦権獲得!棋王戦渡辺明2-3月敗退(ベスト4)棋王戦(2022年度)は藤井竜王に敗れ、挑戦権獲得ならず棋王戦挑戦者決定トーナメントはベスト4まで進出したものの、本戦で佐藤天彦九段に敗れ、敗者復活でも藤井聡太竜王に敗れたため、今季の挑戦はなくなりました。王将戦の挑戦権を獲得王将戦挑戦者決定リーグ戦(7名による総当たり)を全勝し、藤井王将への挑戦権を獲得しました。リーグ戦では服部慎一郎四段、糸谷哲郎八段、近藤誠也七段、渡辺明名人、永瀬拓矢王座、豊島将之九段に対局順)に勝利。タイトル100期をかけたドリームマッチが実現しました。2022年度中にタイトル挑戦の可能性があるのは王将戦2022年度(2022/4〜2023/3)中に羽生九段がタイトルに挑戦する可能性が残っているのは2023年になってから行われる王将戦のみとなっています。関連記事:羽生善治の実績年表西暦年年齢実績1970年誕生埼玉県所沢市で生まれる(9月27日)1977年小学1年生将棋を覚える1978年小学2年生八王子将棋クラブに通うようになる1982年小学6年生小学生将棋名人戦で優勝1985年12月15歳史上3人目の中学生棋士:::羽生善治九段の実績を年表で振り返る羽生善治九段のタイトル獲得履歴などを年表形式にしてみました。あらためて、そのスゴさ、スーパースターっぷりが伝わってきますね。タイトル獲得数を年度別にグラフにするとこんな感じになります。羽生九段に関する問題もあります【Q42】羽生善治のタイトル獲得99期の中で最も獲得期数が多いタイトルは?【Q43】羽生善治が七冠独占を達成したときに小学生だった棋士は?【Q44】羽生善治がNHK杯で指した伝説の指し手は?クイズで紹介 将棋の魅力(Kindle版)次にタイトル戦に登場するのがいつになりそうかに注目。羽生九段のタイトル戦の進行状況を随時、アップしていきます。羽生九段、タイトル100期への進行状況(4月29日UP)タイトルタイトル保持者時期2018年度2019年度名人佐藤天彦4月〜×○叡王高見泰地4月〜×○棋聖豊島将之6月〜×○王位豊島将之7月〜挑決L○王座斎藤慎太郎9月〜決勝T○竜王広瀬章人10月〜○○王将渡辺明1月〜○○棋王渡辺明2月〜○○挑決L…挑戦者決定リーグ戦中決勝T…決勝トーナメント進出○…タイトル挑戦の可能性あり、×…予選などですでに敗退王位戦(2019年7月〜)王位戦は挑戦者決定リーグ戦中です。紅組、白組に分かれてリーグ戦を行い、各組1位による挑戦者決定戦が行われるのが王位戦の仕組みです。現在、羽生九段は白組で1勝1敗の成績。自力優勝の目はなくなっているのですが、まだ可能性は残っています。最終戦での谷川九段との対局は挑戦者の可能性ありなりに関わらず、注目したい対局ですね。王座戦(2019年9月〜)王座戦の決勝トーナメントも組み合わせが決まっています。こちらは2回戦で藤井聡太七段との対局が実現するかもしれません。これも楽しみですね。竜王戦(2019年10月〜)竜王戦は1組ランキング戦で永瀬七段に敗退してしまいました。ただし、まだタイトル挑戦の可能性は残されています。1組3位をかけての対局で勝利すれば、本戦トーナメント進出です。王将戦(1月)、棋王戦(2月)、叡王戦(4月)は2020年以降竜王戦後は2020年以降となり、王将戦(1月)、棋王戦(2月)、叡王戦(4月)が続きます。最近の羽生九段のタイトル戦での成績最後に直近での羽生九段のタイトル戦での成績をまとめてみました。2018年竜王戦の結果(羽生竜王 vs 広瀬八段)日程羽生善治竜王広瀬章人八段戦型手数第1局10/11-12先○●角換わり141手第2局10/23-24○先●角換わり150手第3局11/1-2先●○角換わり130手第4局11/24-25●先○角換わり133手第5局12/4-5先○●先手矢倉139手第6局12/12-13●先○相横歩取り81手第7局12/20-21●先○角換わり167手2018年棋聖戦の結果(羽生棋聖 vs 豊島八段)日程羽生善治棋聖豊島将之八段戦型手数第1局6/6●先○角換わり99手第2局6/16先○●後手雁木81手第3局6/6●先○力戦形145手第4局7/10先○●角換わり133手第5局7/17先●○角換わり108手2018年名人戦の結果(佐藤名人 vs 羽生竜王)日程佐藤天彦名人羽生善治竜王戦型手数第1局4/11-12●先○横歩取り97手第2局4/19-20先○●角換わり103手第3局5/ 8- 9●先○角換わり111手第4局5/19-20先○●横歩取り79手第5局5/29-30○先●横歩取り84手第6局6/19-20先○●2手目△6二銀145手-->